きみがぼくを見つけた日/THE TIME TRAVELER'S WIFE
予告がとても素敵でこれはよさそう!って感じました。 サンドラブロックの『あなたは私の婿になる』とどっちにしようか少し迷いましたが、ロマンチック度が高そうな本作品をチョイス!時空ものです。ヒロインが愛した男性はタイムトラベラー。
『ゴースト/ニューヨークの幻』と同じ脚本家による作品。本作品も勝手なイメージではふわふわと現在・過去・未来を行き来してヒロインを助けたりするのかなと思ってました。ところが、『バタフライエフェクト』並みの過酷な人生・・・ でも、もちろん全編せつないラブストーリーが軸です。
別れが見えているからこそ切なくも美しいラブストーリー
★今回の幸せ貯金 700円(MAX/1000円)
監督:ロベルト・シュヴェンケ
脚本:ブルース・ジョエル・ルービン
出演:レイチェル・マクアダムス /エリック・バナ
製作:アメリカ 2009年
冒頭で触れた”過酷さ”ですが、男性のほうの主人公 ヘンリー(エリック・バナ)は、タイムトラベラーですが、行く先もタイミングも自分では決められません。そう、突然タイムスリップしてしまうのです。女性のほうのクレア(レイチェル・マクアダムス)は、彼がタイムトラベラーであることも全て受け入れ結婚をします。
でも、結婚生活はかなり波乱万丈というか悲惨。だって、旦那様は突然どこかの時代に行ってしまい、いつ帰ってくるかも分からないのですから。下手すると2週間くらい帰って来てませんでしたね・・・><; クリスマス直前に居なくなって戻ってきたのは年明けなんて、淋し過ぎますよ。そんなことが続くものだから、クレアの心はだんだんと疲れてってしまいました。
タイムスリップしてしまうヘンリーのほうは、もっともっと大変。いきなり、裸でさまざまな時代にほうり出されて、いつ現在に戻れるか分からないんですから。
結婚式当日も、いきなりヘンリーがタイムスリップしてしまい、代わりにやってきたのは未来からのヘンリーで白髪交じりになって結婚式にでました。こんなところは時空ものの醍醐味というか一番楽しいところですね!
そして、ヘンリーはある日自分の娘に遭遇し娘が5歳の時自分が死ぬという事を知るのであった・・・
ここら辺からどんどん切ない度がUPします。
ヘンリーは自分が今日がこの世に生きる最後の日だと知っているので、友人にそして妻に最後の別れの言葉を交わします。(TT) 最後のヘンリーの死に方がまた過酷な死に方だったな・・・ えっ、なんでやねん?!ですよ。
正直、想像してた程は泣く感じではなかったな。
最後のほう、ヘンリーが死んでから、過去から娘と妻に会いにやってくるところは一瞬ウルッと来たけど、「そっかー ヘンリーは死んだけど過去からちょくちょく会いにこれるんだな」って思ったら、この再会が最後じゃないってことだから・・・・ってことになって、一瞬出そうになった涙がいなかっぺ大将の大ちゃんみたいに涙が引っ込んじゃったぁ(笑)
とはいえ、レイチェルとエリックのラブストーリーは予想通り素敵でした♪レイチェルってほんとキュートって言葉がぴったりな愛らしい笑顔。10代、20代、30代とそれぞれ自然に違和感無く演じ分けていたところもすごかったな。
エリックはハンサムにも見えるしちょっと違うなーって見える時あって、よく分からなかった。私的には、最後の白髪交じりの時が一番素敵でした。
人を愛するって素敵だなって思わせてくれるラブストーリーってやっぱり好きです!
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