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空気人形

Photo_2 不思議な雰囲気を持った作品でした。

一応はファンタジーらしいのですが、私にはとてもショッキングな作品です。何度も心臓バクバクさせられました。色んな意味で・・・(汗)

公式HPってめったに見ないのですが、原作が気になってチェックしました。「業田良家」って原作者の名前だったんですね。『自虐の詩』の作者と知ってこの作品の独特なフインキにすごく納得しました。あの漫画の雰囲気と同じ感じです。エログロさと純真さが一緒になった特有な世界ですね。ただ、映画ではふわふわとしたメルヘンチックなシーンも盛り込まれています。

久しぶりにユナイテッドシネマにて鑑賞。

大きな会場でしたが、男性客がちらほら・・・すごくへこみそうになったけど、後ろのほうに女性グループが3人居たので心強く鑑賞に望めました。

ドゥナちゃんのドール人間の完璧な演技

★今回の幸せ貯金 600円(/MAX1000円)

ドゥナちゃんは演技も去ることながら体型までまるでお人形さん。細いね~ そして、しゃべり方も韓国語訛りがいい感じでお人形さんっぽさをだしててgoo♪ 心を持った人形の演技もほんますばらしかった!すごい女優さんです。女優魂むき出し(?)というか素っ裸多かったです><; すごい痩せてるけどかなり色っぽかったなぁ。あまりにもそのシーンが多くって終盤みててちょっと複雑な心境になっちゃった。女性3人組が居なかったら完璧へこんでたかもw。

 ~空っぽな人形が心を持ってしまった~

のぞみは、自分の中身が空気つまり空っぽであることを恥ずかしくもあり、寂しくも感じているようでした。空っぽじゃない自分ならではの自分の中身を探していたのでしょう。

 私のどこが好きなの?

 君の代わりはいくらでもいる

 あなたの代わりはいないわ

 私は彼女の代わり 

 代用品

人はみんな、自分の存在価値を確かめたくて一生懸命もがきながら生きているのかもしれません。。。

のぞみは愛する人が喜んでくれる存在になろうとしたのでしょうか。純一の「空気をぬかせてくれ」という要求に応えることにしました。

純一がのぞみの体から空気をぬいてはまた吹き入れる。3・4回は繰り返されたでしょうかこのシーン。こんな発想でエロスを描いたのは初めて見ました。業田イズムなのかしら?正直、ここは見ていて居心地悪かったです。本当は一番いいシーンなのかもしれませんが。

純一が自分の空虚さを言った言葉をのぞみは自分と同じ空気人間?だと勘違いしてしまいます。そして、自分がしてもらったのと同じ様にまたのぞみの息で純一の体を満たしてあげようとしてしまうのでした・・・

設定が設定なだけ寓話的だし、ファンタジーな世界感も感じられます。でも、描かれている題材は人間の闇をかき出した話で、何だか居た堪れないような辛い気分になりました。この作品の奥深さを味わうにはまだまだ人間が未熟だったのかもしれません。。。^^;

いい意味で印象に残ったのは最後のごみ置き場のシーンです。ごみとなって横たわっているのぞみ。だんだんと空気が抜けてのぞみの魂が昇天いく。捨てられた人形ってこんな顔してるなぁって思いました。やっぱり、無念な表情に私には見えました。

心を持ってしまった空気人形 のぞみはもっともっと幸せで胸いっぱいに膨らみたかったのでは無いでしょうか?!

ドゥナちゃんほんとすごいです。

でも、やっぱり私には苦手な作品なのでした・・・(TT)

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» 空気人形 [LOVE Cinemas 調布]
『誰も知らない』、『歩いても歩いても』の是枝裕和監督が業原良家の短編コミック「ゴーダ哲学堂 空気人形」を映画化。主演は『グエムル -漢江の怪物-』のペ・ドゥナ。共演に『ウルトラミラクルラブストーリー』のARATA、『ラッシュライフ』の板尾創路、オダギリジョーといった演技派が出演。ひょんなことから心を持ってしまった空気人形と人間との交流を描いたヒューマンファンタジーです。... [続きを読む]

受信: 2009年10月 7日 (水) 02時09分

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