母なる証明/MOTHER
待ちに待ったウォンビン復帰作。ほんとに、やっと戻ってきたのねぇと感慨ひとしお。
『ブラザーフッド』『マイ・ブラザー』から、5年も経ってしまいました。
韓国の兵役期間は2年ですが、彼の場合、怪我の為途中離隊した。それからが、長かったなー(TT) 単純に怪我の治療だけでこんなにもかかったとは思えない。途中離脱ということに、ほいそれと芸能界復帰を許してくれないお国の事情を考えざるおえない。結局入隊から5年の月日が経っていた。
ともあれ、彼は帰ってきてくれた!!!
冒頭に記した5年前の2作は題名の通り、弟役でした。そして、今回は『マザー』というからまたヒューマンドラマかと思っていました。ところが、『殺人の追憶』のポン ジュノ監督作品である"ミステリー"というから、期待は益々高まるばかり♪
多くのファンは、カッコいい・可愛いウォンビンを見れると期待していたのではないでしょうか?蓋を開けてみれば"知的障害者役"。ある意味汚れ役です・・・こういう予想の裏切られ方って大変いいです! 昔、ヨンSUMMERがファンを驚かす役どころといって挑んだ 激しいベットシーンが話題を呼んだ事もありましたが、今回の驚きのほうがずっとずっと好感が持てます。これからも、益々ウォンビンを応援していきたいと思いました。
冒頭 母の奇妙な踊りに思わず涙!!!
★本日の幸せ貯金 800円(MAX/1000円)
冬枯れの野原で踊るこの冒頭のシーンは皆さんどう感じましたか?大袈裟と言われるかもしれませんが、私は急に心臓が苦しくなり思わず涙が溢れました・・・ 奇妙なものを見てこんなに感動するなんて不思議な体験でした。
本当に凄いです!キム・ヘジャ@韓国の母~MOTHER~
きっかけはウォンビン祭りで観に行きましたが、この作品はキム・ヘジャ祭りでした(笑)
トップの写真がこの映画のヘジャさんですが、実際は上段のような大変美しい女優さんです。とても、同じ人とは思えませんよね。ドラマで見るヘジャさんのお母さん役は大好きでいつも母なる暖かい台詞に感動しまくりなんです。また、『宮』の皇太后役はそれはそれはキュートで和まされる存在でした。
そして、今回の映画では"鬼子母神"!
女子高生の殺人の容疑で逮捕された息子(ウォンビン)の冤罪を晴らそうと母自らが、真犯人を追います。でもこのお母さんに特別な捜査技術があるわけでもなく、ただひたすら闇雲に走り回ります。
トジュンは本当に殺したのか? 真犯人は他に居るのか? といったミステリー展開が続くのですが、終盤に差し掛かるとこれがまた意外な方向に物語は進んでいきます・・・
私は、トジュンが殺したと思いました。鼻血は本当にでてたから・・・
冒頭の奇妙な踊りに触れましたが、ラストもこの母は乱舞します。私のボキャブラではとても説明しきれないラスト風景です。
韓国の文化は一言で言えば<恨の文化>であると言われています。ちょっと前の『セブンデイズ』の時も感じましたが韓国はこの恨(ハン)を描くのが非常に上手い。日本では絶対に作れない分野です。文化の力ってすごいです。
<ハン>が意味する要素は一つだけではない。ちょっと調べてみました↓
●悲哀と無念のこころ
●恨み
●情念
●党派内における人間の深い情
●党派間の激しい反目のこころ
●決意
●持続
●常に向上する精神
●正義感
●粘り強さ
●人並み外れた努力
●忍耐
●勇気
●勝利
●辛苦を乗り越えて行く心
●あきらめない心
●やさしい寛容のこころ。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ハート・ロッカー(2010.03.08)
- NINE(2010.03.22)
- マイレージ、マイライフ/UP IN THE AIR(2010.03.23)
- (500)日のサマー(2010.03.12)
- しあわせの隠れ場所/THE BLIND SIDE(2010.03.08)





コメント
みやこさん、こんばんは!
TB&コメントありがとうございました。
キム・ヘジャさん、僕は本作で初めて観たんですけれど、その存在感に圧倒されました。
冒頭の踊りには不意をつかれましたが、それがラストにああいうふうに繋がるというのもさすが鬼才ポン・ジュノという感じがしました。
こちらのブログでキム・ヘジャさんの写真を見て、綺麗な方なんで驚きました。
映画では疲れた感じの漂うおばさんという感じだったので・・・。
あれも役作りだったんですね。
脱帽します。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: はらやん | 2009年11月 2日 (月) 22時12分
こんばんは。
コメントありがとうございました。
この映画のウォンビンの演技は凄かったですね。
キム・ヘジャの演技が凄いのはもちろんなんですが、
ウォンビンのあの知的障害のある役は演じるのが
大変だと思うんですが、それをうまく演じていれたと
思います。また5歳のころを思い出すときとラストの
母親にある物を渡すときのウォンビンの演技は特に
凄くて怖いぐらいでした。
投稿: はくじ | 2009年11月 4日 (水) 00時55分
はらやんさん コメントありがとうございます♪
鑑賞して3日経ちますが、"冒頭の踊り"がもう一度見たくなってきました(笑)^^;
振り付けあったのかな~
ヘジャさんから湧き出た踊りなのかな~?
>綺麗な方なんで驚きました。
一番印象が新しかった 『宮(クン)』というドラマでは、世間知らずなおっとりした皇太后様だったんです。すごーく可愛い和み系の役だったので、今回とのギャップに驚くばかりでした。
投稿: みやこ | 2009年11月 4日 (水) 10時56分
はくじさん、こんにちわ。コメントありがとうございます♪
>また5歳のころを思い出すときとラストの
母親にある物を渡すときのウォンビンの演技は特に
凄くて怖いぐらいでした。
ほんとそうでした。
5歳の話で「えーー忘れて欲しいことこそ覚えている子なのね・・・」とぞっとさせられ、そしてラスト・・・でしたよね。
小鹿のような目をしているのに怖い演技でした。@@;
投稿: みやこ | 2009年11月 4日 (水) 11時03分
こんにちははじめまして!
コメントとTBありがとうございました。
ウォンビンよかったんですけど
母親がまたさらに凄かったですね~!
映画の中の方が老けてましたよね、
普段はきらきら輝いてる綺麗な方。
韓国のサスペンスって大好きです★
今後もまた宜しくお願いします~♪
投稿: mig | 2009年11月 4日 (水) 15時52分
migさん こんにちわ!
TB&コメントありがとうございます♪
とても光栄です^^
そうそう、ヘジャさんに尽きると言っても過言ではないくらいのすごい存在感でしたよね!
韓国サスペンスってなんていうか、エグイですよね。
見たくないものを一杯見せ付けてくるところにいつもクラクラさせられます。
やっぱり目が離せませんね♪
投稿: みやこ | 2009年11月 4日 (水) 22時59分
みやこさん、はじめまして。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
真相は闇の中というような終わり方だったけど、
私も犯人はトジュンのような気がしました。
ウォンビンは次回作ではアクション映画に主演されるそうですね。
足の怪我は回復されたのかな?
『レオン』のような作品らしいので大人の魅力を発揮出来そうですね。
投稿: BC | 2009年11月 5日 (木) 01時16分
BCさん、ようこそいらっしゃいました!
TB&コメントありがとうございます♪
ウォンビンの次回作はアクションですか?!
楽しみですが、くれぐれもモムチャンにだけは
なって欲しくないです・・・
投稿: みやこ | 2009年11月 5日 (木) 14時03分
こんばんは~^^コメありがとうございます。
「ハン」の文化。確かに日本人には作れないと
いうより、そもそも発想が無いですよね。悪い
意味ではなく。こういう作品を観ると韓流にま
た惹かれるんですよ。
それにしても、キム・ヘジャさんは韓国の母と
呼ばれているそうですが、素晴らしい存在感と
演技力でした。もちろんウォンビンの復帰も嬉
しいんですが、今回は彼女でしょう。
オープニングで?ながら引き込まれラストで繋
がる、この演出にはやられました。
投稿: KLY | 2009年11月 6日 (金) 01時54分
KLYさん、こちらまでいらしてくれてありがとうございます♪
確かに、日本には無いの文化ですね。
なんか、こういう凄みのある映画って日本でも出来ないもんかなってつい思ってしまうもんで。。。
韓国の歩んできた壮絶な歴史から生まれたハンの文化であると理解してます。実際、現在も休戦中であって本当の平和は訪れていない国ですもんね。
日本は、現状は戦争の無い平和ないい国であると思いますが、「平和ボケ」っていう言葉を聞くと 確かに~と自分のことも含めて反省しないといけないことが多い気がします。そして、この平和ボケのツケが今じりじりと押し寄せてきていて今の日本を不安にしているように思います。
投稿: みやこ | 2009年11月 6日 (金) 10時28分