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沈まぬ太陽

T0007195_2 やっとこさー 観に行って来ました!

やっぱり映画は一人で観るより誰かと一緒のほうが断然楽しい~♪ ただ、スケジュール合わせの為に、どんどん予定が先送りになってしまうのが難点ですね・・・

本家の年金問題ニュースを交えてタイムリーな気分に無理やり持っていきながら、ネズ様と行って来ました♪
私の一番お気に入りのTOHOシネマスカラ座・みゆき座です。

たまたま、この原作は二人とも読んでいました。厳密に言うと1巻~3巻。
4・5巻の「会長室編」はなんだか急につまらなくなってかなりの飛ばし読みで終わらせちゃいました。読書ペースはスローな私ですが、とにかくこれは面白くてあっという間に読んじゃった(3巻迄)程です!ちなみに、『大地の子』もかなり面白かったです。文学作品としては大地・・・は秀作、沈まぬ・・・のほうは、佳作?もちろんどちらも、大ベストセラー。
通勤電車で鼻水ズーズーさせてしまったくらいどちらも泣かされました><;

頑固で不器用なまでに自分の気持ちを貫き通した男のロマン

★今回の幸せ貯金700円(MAX/1000円)

3時間22分という大作。途中10分のインターミッション入り。プツンと映像が切れての休憩入り、そして10分後いつの間に続きが始まっていまし。会場はどよめいてし、私も面食らいましたがちょっと面白い体験でした。

さて、作品の正直な感想を申しますと、やっぱりなんですが・・・

   「原作のほうが面白い」でした。

全5巻の長編小説を3時間20分にまとめるにはどう考えても無理がありますかね。

「あー、ここはもっといろいろあっての感動なのに・・・」「ここはもっとたくさんの駆け引きが・・・」といちいち原作からの端折りが気になって仕方なったです。

まあそこは想定範囲内のことでして、でもやっぱり、映像化は色々な意味で不可能と言われた本作、舞台挨拶で見せた謙さんの涙を思うと、本作をスルーするわけにはいきません!

原作は大きく3つに分かれていて、1部は恩地一色でぐいぐい引き込まれました。2部は御巣鷹山での墜落事故を通した被害者の群像劇のようになっていて恩地の影はぐっと薄ります。第3部は政界も交えての会社の腐敗を暴く会長室編で更に恩地の存在は影を潜めます。正直 私には急に退屈に感じて、結果飛ばし読みになってしまいました。(汗) 

この3部構成を、映画では常に真ん中に恩地をどっしりと据えて描いているので、物語としてのまとまりがあってよく練られた脚本でした。

さて、キャストについて感じたことを少し。
客引きよりも実力中心に選抜したと思われる本作のキャストには、スタッフの真摯な姿勢がうかがわれました。
逆に言うとちょっと華が無かったかな・・・

●おおっと思ったキャスト

☆三浦友和(行天四郎 役)・・・私の中では、いつまでも硬派はイメージの友和さんですが、こんなにも悲哀に満ちた嫌味な役を違和感無く演じれる役者さんになっていたという発見が嬉しかったです。百恵ちゃんもさぞや喜んでいることでしょう(^^)

☆鈴木京香(恩地の妻)・・・あまり好きな女優さんではなかったが、本作の鈴木さんはとても素敵でした。娘のお見合いの場から腹を立てて出て行ってしまった恩地を奥さんが笑いながら追いかけるシーンが良かった。控えめだけど、懐の大きな奥さん像は私の目標です。(笑)

☆風間トオル(沢泉徹 役)・・・かつての二枚目のオーラが無くなっていたのはちょっと寂しかったけど、着実に実力派に成長しているんだなと感心しました。

☆西村雅彦(八馬忠次 役)・・・古畑さんの隣でずっこけてた今泉君と同一人物とは思えぬ、板についたワル振りにびっくりさせられたぁ。

って思い起こすとこの作品、悪役の憎憎しさが良かったな~

●ちょっとなぁ・・・と思ったキャスト

☆石坂浩司(国見 正之役)・・・へいちゃんにクリーンな役は似合わない。最後までしっくりコズ!

☆渡辺 謙 (恩地 元役)・・・もちろん、謙さんの熱演無くしてこの作品は成り立たなかったと思います。

が・・・             
私の描いていた恩地像と比べると謙さんは・・・
 ・タッパがあり過ぎた
 ・ガッチリし過ぎてた
 ・目ヂカラがあり過ぎた
 ・声が太すぎた
 ・インターナショルナル過ぎた
 ・オーラがあり過ぎた

しかし、この点があったからこそ謙さんで良かったとも言えるのかもしれませんね・・・(言ってる事が矛盾してる?)

ラスト、謙さんの渾身のナレーションは本当に素晴らしかった!!!

アフリカの大地を真っ赤に染め上げる太陽と恩地の消えることの無い信念が重なり合うようなラストに感動せずにはいられませんでした。

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コメント

ミラノ・スカラ座がお好きなんですか!あそこのスクリーンは馬鹿でかいですからねぇ。^^私はホームがTOHOシネマズ府中なんで、あまり行かないのですが、近くのシャンテシネは行きまくってます。もっとも「パイレーツ・ロック」はみゆき座でみましたけど。(笑)

山崎さんの希望で絶対に1本にしなくてはいけなかったとのことですが、あの長さでも大分端折ったんだろうなと想像は付きます。でも流石に時間をかけた脚本だけはありました。^^

投稿: KLY | 2009年11月26日 (木) 23時06分

KLYさん、こんばんわ!
私の中では、まだ下書き状態だったのに 早々にトラコメありがとうございます♪

はい、スカラ座・みゆき座は広々として気持ちいいから好きです。KLYさんが足繁く通われてるであろう例のシネマートは恐らく二度と行く事は無いと思います。。。
シネシャンテも行きますけど、背もたれが背中までしかないので首が辛くありません?!

沈まぬ・・・のほうは確かに長い原作を上手くまとめていましたね。でも、原作のほうが面白い・・・

投稿: みやこ | 2009年11月27日 (金) 00時19分

こんにちは♪
私は「沈まぬ太陽」原作未読だったのですが、
原作を読んでいらっしゃる方にとっては、
しっくりこない点が多かったと、聞いております・・。

ともあれ、3時間を超える映画に、私自身
時間を忘れて引き込まれたというのは、
“映画”単体としては、良作だったのかなと思います。
それにしても、映画は誰かと観に行きたいですよね~(^^♪。一人で行くことが多いひきばっちでした!

投稿: ひきばっち | 2009年12月 1日 (火) 08時52分

ひきぱっちさん おはようございます。^^

ええ~そうです、一人より二人、グループでも楽しい映画鑑賞♪
でも、私も専らお一人さまですよ・・・(TT)

>“映画”単体としては、良作だったのかなと思います。

そう思います。現に、皆さん長尺にもかかわらず最後まで引き込まれたっておっしゃる方が大半のようですしね。勿論、私もです。

でも・・・原作のほうがもっと・・・
━━━━(゚∀゚)━━━━!!

投稿: みやこ | 2009年12月 1日 (火) 09時35分

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